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両側反回神経麻痺ではなぜ呼吸困難が生じるか説明してみよう!

両側反回神経麻痺で呼吸困難を生じる理由

両側反回神経麻痺では声帯は正中から2、3mmで固定されています。
つまり、気道閉塞はありません。

ではなぜ、気道閉塞はないのに呼吸困難・喘鳴を生じるのでしょうか?

ベルヌーイの法則はご存知ですか?
高校の物理あるいは、大学の教養課程で物理を勉強した人には常識ですよね。
(まぁ、別に知らなくても困りませんがwww)



簡単にいうと

「流れる物体は周りを引き込む作用」

もっと簡単にいうと

「電車がホームに到着した時に引き込まれそうになるやつ」

ちょっとエロくいうと
「通りすがりの自転車及び、自動車が女子高生のスカートをめくっていく原因」 
 
話を戻します。ε-(´∀`; )

例えば、吸気時には空気が肺内に入っていく時に声帯の間を通り抜けます。
この時、空気の流れによって声帯は内側に引き込まれますね。
反回神経は声帯が引き込まれないように頑張ってくれるわけですが、両側反回神経麻痺ではそれが叶わないので、吸気が制限されてしまいます。これが呼吸困難です。気管支喘息では気道狭窄により喘鳴がきかれました。両側反回神経麻痺でも同様に気道狭窄で喘鳴が聴取されます。

ちなみに、「反回神経麻痺では嗄声」って覚えていると思います。
片側の反回神経麻痺では嗄声が主訴になりますが、両側反回神経麻痺では声質は保たれます。
また、音声障害よりも呼吸困難が主症状になります。

自分に置き換えた時、声の問題と呼吸の問題どちらがよりヤバそうか、、、
考えてみれば当然ですね。
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